工事の種類:解体工事
工事の地域:南あわじ市阿那賀建物の種類:RC造(鉄筋コンクリート造)三階建て付属鉄骨造スレート葺ガレージ
工事期間:約1ヶ月
南あわじ市阿那賀にある、RC造(鉄筋コンクリート造)三階建て付属鉄骨造スレート葺ガレージの建物を解体しました。
本記事では、解体内容の一連の流れをご紹介いたします。
【1】足場と養生
足場と養生は、建築現場において安全と周辺環境の保護のために使われます。それぞれ異なる目的を持ちますが、共通する目的は、近隣に埃や塵が飛散しないため、になります。
今回の解体作業中は、近隣住民や前面道路を走行する車両に配慮しました。
【2】ガレージ
屋根、壁スレートを破損させずに丁寧に手ばらしで取り外してから、
重機で鉄骨カッターを使用し鉄骨部分を切断し解体していきます。
【3】三階建ての内装解体作業
内装解体作業は手作業で解体し、木材や石膏ボードなどの内装材を分別処理をしていきます。
「解体作業=壊すだけ」と、聞かれることがありますが、分別作業や周辺環境なども考えて解体を行いますので、地道な作業が大切になります。
【4】重機での解体作業
内装解体作業が完了してからRC造(鉄筋コンクリート造)の解体作業に入ります。
重機で大割機を使用し鉄筋コンクリート部分を解体していきます。
解体作業中は埃や塵が飛散しないため散水が欠かせません。
【5】基礎と土間の解体作業
建物の解体といえば、建物だけを解体するのではなく、基礎と土間も解体いたします。
基礎は建物を支える重要な部位であり、種類によって解体方法が異なります。
今回は2台の重機を使用し、更地に仕上げていきます。
【6】整地・仕上げ・清掃
基礎・土間撤去後、真砂土を入れ、重機で整地・転圧していきます。
仕上げが何より重要になりますので、隅々まで丁寧に仕上げることを、心掛けています。
前面道路側に木の杭を打ちロープを張り解体工事が完了した後、掃き掃除と水洗い掃除を実施し、隅々まで清掃を行い、工事完了となります。
道路まで清掃し、周辺環境に影響がないように仕上げます。
こちらは、約1ヶ月の工期でした。
いかがでしょうか?
参考になったり、少しでもイメージが湧くことになれば嬉しいです。
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